奈良の昔の生活の様子が解る博物館です。
時代は主に、大正から昭和初期。
私は昔の農民のくらしが興味深かったです。
昔は旧暦が使われていて、「太陰太陽暦」という暦が使われていました。
月の満ち欠けや、太陽の動きに沿っていたもの。
農業のサイクルにも都合がよかったのですね。
昔の人は自然に寄り添って、生活してたんだな。
私は個人的に今の暦(太陽暦)より、しっくりきます。
今の暦は海外との貿易に合わせて、改暦されたそうです。
日にちが変わって、基準が違っちゃうからね。
さらに暦には二十四節気(約15日ごと)や、さらに細かい七十二候(約5日ごと)もあります。
こちらを意識すると、季節の流れを感じやすくなりますね。
さてここからは展示の内容。
こちらは、田んぼに水を引く農民。
なかなかのイケメン。
農具も沢山展示されています。
昔の人は手間暇をかけて、丁寧に暮らしてたんだな。
今は文明が発達しているけど、人間は逆に退化していると思う。
昔懐かしいちゃぶ台や、冷蔵庫などの生活用具もありました。
博物館のある大和民俗公園内にも、里山の風景が再現されていました。
昔のおうちがあります。
こちらは、かまど。
都市部からは離れていて、のんびりしています。
ある意味、奈良らしい施設。
歴史に興味のある人は、おすすめです。
さてここからは、お笑いのお話。
「奈良県立民俗博物館」は、笑い飯の漫才の舞台とされています。
Ⅿ1で初めてこのネタを見た時は、衝撃でした。
笑い飯の伝説のネタです。
この漫才が見たい方は、こちらのDVDを。
ここに来て、まずはネタにされた人形を探しました。
冒頭の「ぱぱぱ~ぱ~ぱ~ぱぱぱ♪」のところね。
しかしいくら探しても、動く人形は見つからず。
「あれ?」と思って、帰ってからネタを見返しました。
ネタで言っていたのは、奈良県立「歴史民族」博物館でした。
舞台はあくまで架空の博物館みたいですね。
でもあの人形を期待して、ここに来る人は多そう。
実際来館者からのクレームもあったとか。
やっぱりあのネタの影響力は大きいのね。